身毒丸復活 埼玉公演 

先週土曜・日曜と「身毒丸復活」観劇のために埼玉へ行ってまいりました(^-^)

お芝居を見ることももちろんですが、その後で催されるオフ会、そして私が上京した時にいつも遊んでくれる友人に会うのもとても楽しみ♪
最近では、お芝居を見に行くのか、お友達と会うのが目的なのか、どっちがメインなのかわからなくなってきてまして・・(^^ゞ

まあ、年に数回の私の息抜き。旦那さまにも許していただこう。

オフ会、いつも思うことですが、はじめましての方も、お久しぶりの方も、あった瞬間から打ち解けて、長年の知り合いのように盛り上がれるって本当にすごいことですよね~
お互い共通の話題があるってすごいことだな。竜也君に感謝しなくっちゃね♪

こんな楽しい機会を設けてくれた幹事役のKさん、Mさん、ほんとうにありがとうございました。
楽しかったオフ会、そして、その後のお泊り会の様子はまた後日に報告するとして、まずは「身毒丸復活」観劇後の思いから・・

「ハムレット」wowow放送で一瞬のうちに竜也君の虜になった私、彼のデビュー作「身毒丸」を白石さん・竜也君で生で見ることは、年齢的なこともありますし、もうないのだろうと諦めていました。
再演の話を聞いた時も、うれしい中にも、はたして25歳の彼にあの少年の危うさ、儚さがだせるものなのかと、心配する思いもありました。
一度閉じた扉はもう開かない方がいいのではないかと・・でも、それは杞憂に終わりました。

公開前に会見で
「10年の間に失ったものもあると思うが、得たものも大きいと思う。初演の時とは違う身毒丸をつくっていきたい」
と、竜也君は抱負を語っていましたが、本当にそのとおり、新しい身毒丸を私たちに見せてくれました。

埼玉芸術劇場の奥行きのある舞台の奥から、浮き上がるように登場する異形の人々。そしてその中を母を探してさまよう身毒丸の姿は華奢で儚くて、少年そのものでした。
そして初めて聞く生の身毒丸の声

「まなざしの・・・」

やはり、この声を聞いた時は少なからず動揺しました。太く低い大人の男の声
これが10年の間に失ったものの一つなんでしょう。

演出は(初演の時は知りませんが)ファイナルの時とそれほど違ってないように思います(DVDでそれはもう何度も見てますから)
ただ今回のほうが、身毒丸と撫子のお互いを異性として意識している、その思いがより一層強く感じられるように思いました。
撫子を見る身毒丸の思いがこちらに波のように押し寄せてきて息ができなくなるようでした。

ラスト、たった一人で自分の卒塔婆のそばで家族あわせをしている身毒丸の姿は切なくて哀しくて
そのまま消えてしまいそうに儚なげで・・
すべてを亡くした身毒丸が孤独の中で絞り出すように告げる
「お母さん、もう一度僕を妊娠してください」
というセリフは今この身毒丸のためにあるものなのだと思いました。

撫子の白石さんは、もう、何も言葉にすることができないほど素晴らしいですね。
再演の話を聞いた時、失礼ながら、竜也君も厳しいけど、白石さんの方がもっと大変なのでは、なんて思ったりもしたんですが・・(^^ゞ
さすが女優さんですね~
少年役の竜也君と組んで、「女」を感じさせるんですからすごいと思います。
ラスト、二人で歩いて行く時、身毒丸をやさしくかばうように歩いて行くのですが、
それがすごくいいなあ、って、思ったのでした。

そして舞台装置や照明の素晴らしいこと。
舞台の進行に合わせて両脇からスライドしながら家が組みあがっていく様はおみごと!
でもこれも、埼玉芸術劇場の舞台の奥行きがあればこそ、ですね。
あの狭い舞台の上に現実なのか空想なのか、いつの世界なのかわからない空間を作り出す。
さすが蜷川さんですね!


観劇後、数日経った今でもあのたった一人で家族あわせをしている身毒丸の姿が浮かんできて、涙が出そうになってしまいます。
いえ、時間がたつほど、この思いは強くなってくるみたい。

社会復帰はなかなかできそうにありません。。。
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by mihoko_anne | 2008-04-02 09:19 | 藤原竜也